ブラックリストへの登録が不安なHさんの場合

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Hさんは交際相手に借金のことは話していなかったため、なんとか結婚をする前に完済をしたいと考えていました。
しかしながら、現在の収入ではとても返済しきれる金額ではありません。
これに困ったHさんは、専門家のもとへ足を運ぶことにしました。

自己破産がベターな選択

現実に、Hさんのように20代のうちから多額の借金に悩まされてしまう方はたくさんいらっしゃいます。
また、返しきれない借金を無理に任意整理などによって完済を目指すというのは非常に酷と言えるでしょう。
よって、こういった場合は潔く自己破産を選択したほうが良いと言えます。
しかし、Hさんは自己破産をしたことによって、ブラックリストに名前が登録されてしまい、それがバレてしまえば結婚も危うくなってしまうのでは?と、ひどく心配されていました。

確かに、自己破産をすることによって、信用情報に傷がついてしまうことは免れません。
いわゆるブラックリストはすべての債務整理手続きに共通するデメリットの1つです。
しかし、これを恐れていたら借金問題はいつまで経っても解決しないことになります。
それに、返済が半年程度も滞ってしまったとなれば、結局は信用情報に傷がつくことになってしまうのです。

ブラックリストを知られる機会はほとんどない

Hさんに対しては、信用情報に傷がついてしまうことは免れないが、その事実を知られる機会はほとんどないと伝えました。
クレジットカードを持つことはできなくなってしまいますが、あえてカードを持たないという方もたくさんいらっしゃいますので、そこまで不自然なことではありません。
それに、新たな借金を作らなくて済むという点はメリットと言い換えることもできます。

また、若いうちから自己破産をするというのも選択肢としては間違ってはいません。
歳を重ねてからのほうが自己破産できない状況は数多くあります(自宅があるなど)。
よって、若いうちから借金を免除してもらい、新たに貯金をすることのほうが今後のためになると言えるでしょう。
これらをHさんにも納得してもらい、自己破産申し立てから2ヶ月ほどで、無事に免責決定を得ることができました。

0214020005ちょっと待って?ふとした疑問もここで解決

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ここまで読んでいただいた方、ある1つの疑問が思い浮かんでいるのではないでしょうか?
上記のことから、個人の信用情報はたとえ家族であっても照会できないことがわかりました。

では、そもそも自己破産の手続き自体を交際相手に隠し通すことはできるのでしょうか?

いくら信用情報の照会ができなかったとしても、自己破産したことを知られてしまえば結局は同じです。
こちらの答えは、「自己破産は交際相手に知られずに進めることが可能」になります。
それでは以下にて、さらに詳しく見ていきましょう。

自己破産を周りに知られる心配はほとんどない

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自己破産は交際相手どころか、自身の周りに知られる心配はほとんどありません。
自ら口を滑らせでもしない限り、他の方が自己破産した情報を得ることはまずないでしょう。
というのも、自己破産をすると「官報」という国が刊行する紙面に氏名や住所などが記載されてしまうのですが、官報を日頃から購読している一般の方などまずいません。

それに、職場や親族に対して裁判所から通知がいくわけでもありませんし、裁判所などから送られてくる手続きに関する書面も、目の届かない場所に保管しておくか、最悪、処分してしまえばなんの問題もありません。

自己破産に関する情報を完全に遮断することにより、たとえ同居人であっても知られる機会はなくなると言えるでしょう。

自己破産は弁護士に依頼しよう

鍵と手帳

なお、他者へ知られる危険を限界まで減らしたいという場合は、自己破産は弁護士に依頼し、周りに内緒にしているのだということをよく伝えておくようにしましょう。

通常、自己破産という手続きは、個人の清算手続きになるため、本人と債権者、裁判所との連絡は免れません。
しかし、弁護士であれば、本人の代わりに代理で手続きを行えるため、すべての窓口(連絡先)を弁護士宛てにしてもらうことができるのです。
自身のもとには弁護士からの報告以外はやってきません。ということは、弁護士との連絡にさえ気を付けていれば、自己破産を他者に知られる心配は限りなく0にできます。

ただし、弁護士に何も伝えないでいれば、自身の住所宛てに書面が送られてきたり、電話してほしくない時間帯に携帯電話が鳴ったりといったこともあるため、より慎重を期すのであれば、こうした細かい事情まで弁護士には伝えておくようにしましょう。

 

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